これがAZ-COM丸和グループの「価値観」の本質です。
そして、この「価値観」と、それを実践するための「規範」が形作る企業文化を、私たちは「桃太郎文化」と名づけ、実践しています。
“桃太郎文化”は、多くの同志が過去の体験をもとに創造し、共有してきた企業文化で、当社の「価値観」や「考働規範」の総称です。
桃太郎文化の根本は、報恩感謝の文化であり、その根源は同志幸福にあります。
「商人道」とは、商人の実践すべき道です。 私たちは“感動”と“満足”という商品を売る商人です。
商いとは姿・型・心で、お客様(相手)に尽くすということです。 お客様に尽くす心があれば、お客様も応えてくれます。
お客様に尽くせば尽くすほど、会社が成長し、私たちも幸福(しあわせ)になれます。 尽くすことが不足していれば「あの会社はダメだ」と言われ、会社の信用を失います。
真の商いは、人間対人間(心対心)という考え方に立つことが大切です。
どんな嫌いな苦しい仕事でもお客様に喜ばれ、好かれ、満足を与えるという大基本がない限り、商人とは言えません。
たとえどのようなライバルが出てこようとも、まずお客様の心をつかむことが肝心です。
基本的な礼儀を実践できないのは、お客様に対して無礼で失礼である。 “お客様第一義”を経営理念とする当社では、礼儀正しくなければならない。
礼儀正しくすることによって、お客様は好感をもち、喜んでくれる。
信頼されるかどうかは、約束したことを完璧にやり遂げるかどうかにかかっている。 約束したら、守り抜く考働をせよ。
うまく立ち回る人より誠意のある人間に、賢い人より人に好かれる人間になれ。 お客様に好かれ、仲良くなり、そのうえ役に立つように努力せよ。
うわべのテクニックだけではいけない。 お客様には心を込め、そのうえで温かいまなざしをもち、柔らかく、温かい言葉で接し、親切を尽くすことを心がけよ。
サービスの価値は、私たちが決定するのでなく、お客様が決定するのである。
つまり、「良いサービス、良い人、良い会社」と思われることが重要である。
わずか数センチ、数ミリの差が勝負である。 お客様にとって忘れられないサービスこそが感謝される。
「同音同響の経営」とは、社員すべてが同じ目標をもった同志として経営に参画することです。 同志一人ひとりが自分の都合だけで意見を言い、考働するのではなく、常に会社全体の利益を考え、企業経営に取り組むことを意味しています。
自分を成長させ、同志を成長させ、お客様に“感動”と“満足”を提供し、そのうえで企業の発展を願い、業界No.1を目指す企業経営です。
同時に、同志全員が共に感じ、共に考え、共に考働し、企業経営に徹して“夢”と“希望”を達成するところに共通の響き(喜び)が生まれてきます。
すなわち“桃太郎文化”に共感、共鳴した同志が幸福を祈り、私たち同志の結束で企業を創り、成長させていくことです。それが、「同音同響の経営」の基本です。
私たちは、「同音同響の経営」に参画する資格を得た同志として、自己を磨き高めることから始める。
その第一歩は心の改革であり、脳力開発に努め、互いに成長を助け合い、“自分づくり”を徹底する。
私たちは、“桃太郎文化”の理解者であり、実践者であり、同じ目標をもつ同志である。
業界No.1の企業づくりに共感、共鳴した同志の幸福な生活を実現するため、互いを尊重し目標達成に努めることが“同志づくり”となる。
私たちは、お客様とともに成長していく。 お客様のご要望に応えるべく改善・改革に努めながら、現状の問題提示や解決策の提案まで行う。
お客様の利益を追求し、他社に真似のできない高品質なサービスを考え抜くことが“お客様づくり”となる。
私たちは、同志的結合によって企業経営に取り組む。
同志たちの価値ある情報や知恵を生かした“衆知”を集め、企業経営に参画し、同志全員の夢(ロマン)を実現する“企業づくり”に努める。
私たちは、働き甲斐のある活力ある職場づくりに努める。
職場を支えているのは同志一人ひとりの家庭である。
常に家族との対話や触れ合いを大切に考え、明るい“家庭づくり”が活力ある職場につながる。
当社では従業員に対して“社員”という呼び方をせず、“同志”と呼んでいます。
これは、「同音同響の経営」に基づき、私たち自身を同じ目標(志)を持った集まりだと考えているからです。
一般的には材料の「材」の字を用いて“人材”と表記されますが、当社では「人こそが会社の貴重な財産である」との考えから、“人材”ではなく“人財”と表現しています。